・すぐにお金に変えられる
不動産によりますが、売り出してから取引成立までの期間は、マンションで平均3~6ヶ月、一戸建てで平均6~12ヶ月ぐらいです。あくまで平均なので、地域や価格次第ではすぐに売れたり、逆に1年以上売れないケースもあります。 離婚や転勤、不要な不動産の相続など早く売りたい理由がある方は買取を検討するのがよいでしょう。
・近所に知られずに済む
仲介の不動産業者に依頼すると買い手を探すために広告掲載し、近隣の住居に物件のチラシをポスティングしたり、不動産ポータルサイトで、誰でも見れる状態になります。物件の外観や内装などの写真も掲載されますから、周辺の人たちに、いくらで不動産が売っているのかを知られてしまう可能性があります。しかし、買取の場合は、買取業者が直接物件を買い取るため、周囲に知られずに売却を行うことができます。
・内覧の手間が省ける
仲介は購入希望者による内覧が行われ、買主が決まるまで何度も内覧の準備に時間と手間を取られてしまいます。その点、買取は買取業者に室内を確認するだけなので、内覧の度に部屋を綺麗にする、スケジュールを空けるといった手間がかかりません。内見対応はしたくない、売り出してから何ヶ月も経つけど売れる見込みがなさそうなので、早く売ってしまいたいといった人には大きなメリットになります。
・契約不適合責任がない
売却する不動産が契約内容に適合した品質等を備えていないと判断されると、売主は買主に対して責任を負わなければなりません。これを「契約不適合責任」と言います。2020年4月の民法改正前までは「瑕疵担保責任」がこれに該当していました。個人が買主となることの多い仲介取引では売主に契約不適合責任がありますが、買取業者が相手の買取は、売主の契約不適合責任が免除されたり、対象が限定されるケースが一般的です。取引後に引き渡した不動産の中身を巡ってトラブルが生じない点は大きなメリットです。
・仲介手数料が不要
仲介の不動産業者を通して物件を売却する場合、仲介手数料がかかります。この仲介手数料は、買取業者が直接物件を買い取る買取では、仲介手数料がかかりません。
不動産売却は主に2種類
価格重視の「仲介」 スピード重視、即現金化の「買取」
お客様の要望、状況を見て、より最適な売却方法をご提案します。